どっち
今年は年金生活シュミレーションの年としているので節約精神は忘れてはいけないのだけれど、
節約の目的とは何だろうと考える。
やはり、将来的な不安から
なるべく貯蓄を崩さないで生活をしたいからだと思う。
怪我や病気や自然災害は自分の予想を大きく超えてくる場合があり油断できないし、
老人ホームの費用も20年後の予想は難しいし。
それにしても、
なぜこんなこと心配しないといけないのか、と思ってしまう。
働いて税や保険料を納める。
でもそれだけではダメで老後これだけ要りますよ、
などという試算をし、不安を煽る。
不安だからと貯蓄をすると、貯蓄ばかりでは経済が回らないといわれる。
払った税や保険料は大したものではないし、
相互扶助の精神は忘れてはいけないけれど、
自分に返ってくることを考えて納めてきたという本音もある。
水道の閉め忘れで、水道代が高額となり
担当公務員が一部を負担したというニュースが少し前にあった。
この公務員さんが重大な過失を犯したと言うことなのかもしれないけれど、
それならマッサージチェアだかなんだかを購入していた昔の公務員さん達はどうだったのだろう。
統計調査の不正問題も追加給付の通知などに結構な費用がかかっていたとか。
わざとやっていたんだからうっかりより酷い気がするけれど。
マスコミから流れてくる情報しか知らないけれど、
確認を怠ってしまったというわざとではないミスと
不必要なものを購入したり、悪いと知っていてしたことで生じた損害
どっちがより悪いんだろう。