選挙とスイミー
レオ・レオニの『スイミー』という絵本があります。
小さな黒い魚のスイミーが
大きなマグロに仲間を食べられるところから始まるのですが、
その後
孤独と恐怖を感じながらも
自分の生きる世界の素晴らしさを発見し、
最後には
知恵と勇気で仲間と現状を好転させます。
選挙になると
この『スイミー』の中の
小さな赤い魚たちが集まって
大きな魚の形になって泳ぐ場面を
思い浮かべます。
この小さな魚が有権者。
その数が多ければ多いほど
より大きな魚=より大きな現状を変える力
になれます。
でも、投票する人が少なければ
大きな魚にはなれません。
そして、
赤い魚の中で黒一点のスイミーは
「僕が目になろう」と、リーダーシップを発揮します。
「僕が目になろう」という人が
悪い人であっては路頭に迷ってしまいます。
スイミーになる人の
知恵と勇気を見極めて投票したいと思っています。