パンの手掴みは許さない
パン屋でパンを選んでいると
小さな子と
母らしき人と
祖母らしき人の三人連れが入ってきた。
子どもがパンを手掴みで取り、母らしき人が持っていたトレイの上にのせた。
母親は笑ってトレイに乗せられたそのパンを
トングでつかみ、元の棚へもどした。
私のほかにもう2人ほど、その行為に気付いたように思う。
一人が、それ買わないんですか、と言った。
祖母らしき人は
何言ってるのよ、うるさいこと、といい
母らしき人は
わかった、買います、と強い口調で言った。
身だしなみのきちんとした人だったけれど
きちんとしていなかった。
個人的にはトングでとった物であれば、戻されても何も思わない、私はしないけれど。
でも、手掴みはちょっと。
それにパン1つなのだから買えば良い。
多分そのパンを食べても大丈夫だろうけれど
逆の場合を考えれば、
知らない人が手掴みしたパンを
子どもに食べさせますかという話。
この人が言わなければ、私が言っていた。
手掴みが初犯であったことを祈る。
でないと、手掴みのパン、知らずに買って食べているかもしれないし。