破廉恥
『破廉恥』という言葉、
今朝のニュースを見て、思い出してしまった。
この言葉が最近では
性的な意味あいに多用され
使うことが憚れるようになったことが残念。
学生時代、
政治家の汚職問題などが取り沙汰されるたび
よくもこんな破廉恥なことを!
と怒っていた先生がいた。
その言葉の持つ音や漢字の並びは
『恥知らず』と言う言葉より
その言葉を発する人の
強い非難の意志が感じられる様な気がして
そのような言葉を吐かれる人間には
決してなってはいけないと
思っていたものだ。
今朝のニュースを見たときのように
時々、その言葉を使いたくなることがあるが、
前記のような事情で
なかなか使い辛く、
それに相当する言葉も見つからない。