ブリタンのロバ
ブリタンのロバ、という話がある。
分かれ道に立つロバがいる
分かれ道のその先の
一方には干草が
一方には水がある
干草も水も
ロバからの距離は全く同じ
ロバには両方必要
ロバは考える
そして選べなくて餓死する
どちらも自分に必要で手に入れたいが、どちらかを選ばなければならないとき
選ぶための決定的な決め手や、客観的な理由が欲しい。
でもそれがない。
となると、自分の勝手で選べばいいのだけれど、
水を選べば干草を選ばなかったことを後悔するかもしれないし
干草を選べば水を選ばなかったことを後悔するかもしれない。
選べないので、得られない。
そんな感じなんだろうか、と考える。
日常は選択の連続だけれど、私は自分の選択に自信がないので主体的に選択するということが苦手。
選択したとしても、その選択が間違っていたかも、と後悔することも多い。
自分の価値観や意思が明確でないということは、自分自身に害をもたらすのかも。