四苦八苦な日々

人生後半の日常のこと、特別なこと、あれこれ思うこと記してみたいと思います。

知らないことがあるということ

年金の話をしていた。


公務員出身者がいたので


職域加算ってどうなったの


と1人が聞いた。


違う1人が


あ、それ、年齢差があるともらえるアレでしょ、知っている。
あれは・・・と話は続く。


そうじゃなくて・・・と質問した人が否定をしていても
お構いなしで話は続いていった。


職域加算は多分、公務員の年金の3階建て部分とされたもの
彼女の言っているのは多分、加給年金のこと。


これは、ちょっとしたマウンティングなのかプライドなのか。


相手が誰もが認める超博識な人だった場合は


それって何? と聞けたんじゃないかと思ってしまう。


相手の知っていることは、自分も知っているとばかりに


自分が知っている言葉に無理矢理、変換したり、
相手が言い間違えていると勝手に思い込んだりして
話を続けてしまおうとする。


自分の知識の中だけでぐるぐる回っていくと、いつか行き止まる。



全ての知識を網羅している人などいない。
知識の量は人それぞれで、知識の質も人それぞれ。


たいていの人は自分の得意分野以外は、知らないことの方が多いんだし。
知らないこを知っていることにできるチャンスを潰すのは、もったいない。