うれしさを分かち合えなければ、それは自慢
知人からメールが来ました。
もう何年も会っていない人。
なのに、ある日突然、
久しぶりに会おう、と。
私、そっちまで行くよ、と。
そういう積極的な物言いをする人ではなかったし、
便宜上、アドレスを交換しただけの間柄だったので
何か売りつけられる?勧誘される?そう思った私は、
引きこもっていて全く予定など無いのに
忙しいから予定がわからない。又、機会があれば宜しく。
とメールしました。
その人の返信は「絶対ね。絶対会おうね。」
そんな風に強く言われたことは今までなく
完全に心の中に、危険フラグが立ちました。
それからしばらくして・・・それらしい理由がわかしました。
別の知人と話す機会があり、
そういえば・・・という形で
その人の子どもが、医学部に合格したことを知りました。
そして、その喜び様も。
多分、あの電話の頃、入学している・・・
嬉しかっただろうと思うけれど
その喜びを分かち合えるほどの親密性はありません。
もし会ってその話を聞いていたとしても
うれしさを分かち合えない人の喜びは、
私には自慢話にしか聞こえなかったと思います。