四苦八苦な日々

人生後半の日常のこと、特別なこと、あれこれ思うこと記してみたいと思います。

お世辞じゃないとわかった日

昔、洋服を買いに行って


ワンサイズ小さい物を勧められることが何度かあったのだけれど


それらはお世辞だと思っていた。


しかし、それがお世辞ではなく、そう見える人もいるらしい


と気付かされたのは健康診断の時。



身長体重等を測ってから、医師の問診。


医師の前に座ると医師は問診を始める前に、私の身長やら体重やらのデータに目を通す。


私のデータをみた医師は


誰の体重書いてるんだ 間違ってるじゃないか 測り直して 


とナースらしき人に強い口調で言った。


間違っていない?とか間違っているんじゃない?ではなく


間違っている、と断定。

加えて、混んでいて多忙だったためか、

少々怒り気味の口調。


私はその身長だし、その体重。


数グラムの差はあるにせよ、間違いない。


ナースらしき人は困惑しながら、間違っていないです、と。


医師が私を見るものだから、私も、間違っていないと思います、と。



いや、もっと痩せて見えたんで、


と言われても、もう遅い。


医師が「間違っている」というレベルに

私の外見と実際の体重の差があるということ。


どこまでも後ろ向きな性格のもので


裏を返せば、思ったより太いんだ、と思われているのと同じじゃないかと軽く傷ついた。


見た目、得していると考えるのがよいのかも知れないが


実際は重い、より

実際は軽い、の方が私はうれしい。



それにしても、あの時の医師。
ナースらしき人が間違ったと決めつけて怒るのは

ダメだと思うのだけれど。